プロテオグリカンってよく聞くけど・・・

最近美容面で「 プロテオグリカン 」という言葉をよく耳にします。

そもそも プロテオグリカンとは・・・プロテオグリカンは、私たちの脳や骨、筋肉、腱、血管など様々な組織で見られる成分です。特に皮膚や軟骨などには多くのプロテオグリカンが存在し、細胞と細胞の間を満たす細胞外マトリックスのひとつとして、コラーゲンやヒアルロン酸とともに働いています。

プロテオグリカンは、たんぱく質にコンドロイチン硫酸などの糖の塊(糖鎖)がつながった形をしています。コンドロイチン硫酸といえば、関節サポート成分として広く知られる成分ですが、体内では単体で働いているわけではなく、プロテオグリカンを構成する成分として存在しています。

プロテオグリカンが全身に不足すると、体のあちこちに痛みが出たり腰痛からのぎっくり腰や体のバランスの変化、慢性的な体の痛みなどが引き起こされやすくなります。
加齢に合わせて人間の体にはきしみや歪みが生じますが、それらを解消していた弾力成分がプロテオグリカンです。

さらに体は新たにプロテオグリカンを生成しようとして、コンドロイチン硫酸という成分を使い始めます。
コンドロイチン硫酸はもともと細胞の老化を防止する成分であり、
プロテオグリカンに代わって消費されることで、体内から皮膚表面まで老化が進みやすくなってしまいます。

本来は食事の中から摂れるのが理想ですが、沢山は摂れません。

現在、化粧品やサプリメントに配合されているプロテオグリカンの多くは、サケの鼻軟骨を原料につくられています。しかし、開発当初は、牛の気管軟骨という限られた部位からしか抽出できず、1g 3000万円という大変高価な成分でした。

このコストの問題点を打破するきっかけとなったのが、東北地方の郷土料理「氷頭なます」です。氷頭とは、氷のように透明な鮭の鼻頭の軟骨のこと。この氷頭には、プロテオグリカンが含まれていることが知られていましたが、氷頭は固く、扱いも難しいため、抽出の方法は確立されていませんでした。それを、お酢の力を借りることで抽出に成功。この発見によりプロテオグリカンのコストは一気に抑えられ、研究も盛んに行われるようになりました。

プロテオグリカンが多く含まれる食品は、魚・鶏・牛の軟骨部分や、エビやうなぎ、フカヒレ、ヤマイモなど。

プロテオグリカンをたっぷり摂取することはできません。それは、プロテオグリカンが熱に弱いという弱点があるためです。

もしサプリメントで補うようでしたら、「非加熱で製造されていること」と「配合されている成分や添加物」をよく確認しましょう。カニやエビなどの成分にアレルギー症状のある方は、ご注意ください。