リンパの流れが滞ると【 むくみ 】になります

「むくみ」が起こる原因は大きく分けて2つあります。

1つは、不要になった体中を満たす水分「間質液」が増加し、細胞と細胞の間に溜まるため。「間質液」が増加するのは、体液の循環不良が原因です。

間質液とは?…組織間液または組織液とも呼ばれます。生体組織において、血管外の細胞間の隙間を満たし、組織の新陳代謝、栄養物の供給、排物の運搬などの役目をする液体組織。間質液もリンパ液の一種です。

もう1つは、血管のそばにある「リンパ管」の中の「リンパ液」の流れが滞るためです。体内の老廃物を回収・排出する液体の流れが滞ると、行き場のなくなった水分がむくみとして現れます。

「むくみ」の症状としては

  • 脚が太く見える
  • 靴やブーツが履きにくくなる
  • 靴下の跡がなかなか消えない
  • 身体がだるい
  • 肩がこる
  • 腰が重い

むくみが出やすい方

● 皮下脂肪が多い人

筋肉が硬く循環が悪いと水分がたまりやすくなります。女性は男性より皮下脂肪が多い傾向があるため、男性と比べてむくみが出やすくなります
生理の1週間前あたりからは、女性ホルモンの影響で、血管が広がって尿の量が減り、水分をため込みやすくなるので、よりむくみやすくなる傾向にあります。

● 筋肉がポンプ機能を果たしていない人

筋肉が収縮して体液を送る力が弱く、血液中の水分が皮膚や皮下脂肪にたまり、むくみがちです。

 

立ち仕事や長時間同じ姿勢を続けている人

立ちっぱなしで仕事をしたり、デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとったりしている人は、血液が重力によって脚にたまりがち。血液や体液を心臓に戻す「筋ポンプ作用」が十分に働かないため、血液の循環が悪くなり、むくんでしまいます。

脚がむくみやすいのも、心臓から遠い場所にあって体液が滞りやすくなるためです。

● 水分や塩分、アルコールを摂る機会が多い人

水分や塩分を摂りすぎると、血管の中の水分が増えてむくみを引き起こします。また、アルコールを摂取すると、血管が膨張し動脈の血管の壁が水分を通しやすくなります。すると、血管の壁の穴から水分が出て、むくみが起こります。

 

● ストレスが多い人

精神的なストレスがたまると自律神経が乱れ、体液の循環が悪くなります。また、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が筋肉を収縮させるため、血液や体液の流れを悪くする一因となり、むくみが現れます。

足がむくみがちな時は、耳をまわしたり足の指をワイワイ動かしてみてくださいね。